AWA369では、レモングラスを栽培しています。
ススキそっくりですが、葉には強いレモンの芳香があります。
レモン汁は加熱すると匂いが飛びますが、レモングラスは匂いが
変わらないので、レモンの果実よりレモンらしいともいえます。

レモングラスはハーブとして知られていますが、世界の熱帯では広く
野菜として利用されています。
タイのトムヤムクンのスープや、根元の白く太った部分を細かく刻み、
肉や魚料理に加えてレモンのさわやかな風味を味わいます。
エスニック料理も一般的になってきているので、知っている方も多い
と思います。
まずはショウガと一緒にすりおろし、レモンショウガ焼きなどで食べる
のがオススメです。

レモングラスは寒さに弱く1年草とされますが、上の画像は館山で
12月29日に撮影した株です。
温暖な館山では冬でもしばらく緑を保ち続け、ほとんどの株が冬越し
します。
館山では年末までレモングラスを出荷でき、冬越しした株は春にすぐ
旺盛に生長して7月には大株になり、多く収穫できます。
台風や塩害にも強いので、館山にはぴったりの作物です。
パクチーの人気を考えると、エスニック野菜としてのレモングラスも
受け入れられる可能性は高いと思います。
AWA369は館山特産品を目指し、レモングラス栽培に取り組みます。


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